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クリソコーラ (珪孔雀石)
----- 繁栄、幸運、仕事の成功を象徴 ----- |
クリソコーラの鉱物データ
【名称:英名】 Chrysocolla (クリソコーラ)
【名称:和名】 珪孔雀石 (けいくじゃくせき)
【流通名】 ---
【宝石言葉】 調和
【誕生石・記念石】 ---
【分類】 珪酸塩鉱物 【グループ】 --- 【組成式】 (Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4・nH2O
【産状】 塊状、ぶどう状、腎臓状 等
【結晶系】 単斜晶系 【透明度】 透明から不透明
【光沢】 ガラス光沢(石英化)、蝋光沢、土状光沢
【色】 青色・緑色・青緑色
【条痕】 白 【劈開】 なし 【断口】 不平坦ないし貝殻状
【モース硬度】 2-4(石英化している場合は7) 【比重】 2.8-3.2
【屈折率】 1.575-1.585 【複屈折】 ---
【主要産地】 アメリカ・メキシコ・ロシア・イスラエル 他
クリソコーラは銅鉱床の変質帯中に、マラカイト、アズライト、キュープライト等とともに産出します。また、クリソコーラは単独鉱物としてではなく、石英と混在した形で多く産出します。石英分の多いものはクリソコーラクォーツと呼ばれ、モース硬度も7程度になります。因みに、石英化して加工の可能になったクリソコーラをアメリカではジェムシリカと呼び、珍重しています。
クリソコーラの語源
クリソコーラは、金を繋ぐのに使われていました。そのため、ギリシャ語で「金」を意味する「chryso」と、「膠(にかわ)」を意味する「kolla」に由来して名付けられました。
クリソコーラの伝承・効果
クリソコーラは金を繋ぐために使われていたことから、繁栄と幸運、そして仕事の成功を象徴する鉱物として伝承されています。情緒を安定させて気づきをあたえ、様々な事案を検討するに当たって、優しさや愛を持って対処出来るようにして協調性や社交性を向上させて、成功を収めるように導いてくれるとされています。
クリソコーラは何にでも思いやりを持って対応する、人間として大切な気持ちに気づかせてくれる石だとされています。その結果パートナーに恵まれるようになり、結婚やビジネスなど様々なシチュエーションで成功へと導いてくれるのでしょう。また、クリソコーラは単独で産出することは、少なく他の鉱物とともに産出されます。マラカイトが混ざってくると緑色を、そしてアズライトが混ざると濃青色を呈します。更に不純物を含有して褐色を呈する場合もあります。色鮮やかなこの鉱物は美的感覚に訴える力が強いとされています。クリエイターや芸術関係に携わる方にもお勧め出来る石です。
また、クリソコーラは免疫力を高めて膵臓や肝臓に関わる病気に効力を発揮するとされてます。筋肉増強にも効果があるとされています。
クリソコーラの浄化方法
クラスター・さざれ石・流水・スマッジング・日光浴・月光浴 (個々の浄化方法についてはこちらを参照して下さい)
クリソコーラは石英化した場合を除いて、モース硬度2-4と柔らかめの鉱物です。優しく取り扱ってあげて下さい。
クリソコーラに関するメーテルのリーディング
人との関わり方に関わっているように感じます。挨拶とか、マナーとか、礼儀作法といったような決まりを作った訳をこの石は理解しているようです。一定の距離を持った付き合いによって集団の規律ができ、その集団は纏まると言いたいようです。
集団に溶け込めない、自分ひとりが浮いているような気がすると言う人はこの石が助けてくれるように感じます。また、行き詰まった思考や現実に通るべき道を繋いでくれます。滞ってしまった時は、ゆきつまった所に働きかけ通過される力があります。どうにもならなくなれば、新たに道を造って開通させてくれる働きもあるようです。
クリソコーラのおもしろ豆知識
※ ソロモン朝時代より知られている鉱物で、イスラエル産のクリソコーラはエイラト・ストーン又はソロモン・ストーンと呼ばれます。
※ アメリカのアリゾナ州やネバダ州に良石を産出します。
クリソコーラの商品ページ紹介
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