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アポフィライト （魚眼石）
----- 直観力と洞察力を高め、人間関係を円滑化する ----- |
 アポフィライトの鉱物データ
 【名称：英名】 Apophyllite （アポフィライト）
【名称：和名】 魚眼石 （ぎょがんせき）
【流通名】 ---
【宝石言葉】 ---
【誕生石】 ---
【分類】 珪酸塩鉱物 【グループ】 --- 【組成式】 KCa4Si8O20(F,OH)・8H2O
【産状】 柱状結晶、錐状結晶、板状結晶、塊状、葉片状 など
【結晶系】 正方晶系 【透明度】 透明または半透明
【光沢】 ガラス光沢、劈開面は真珠光沢
【色】 無色・白色・灰色・淡緑色・淡黄色・帯赤色・ローズピンク など
【条痕】 白色 【劈開】 一方向に完全 【断口】 不平坦状
【モース硬度】 4.5-5 【比重】 2.3-2.5
【屈折率】 1.535-1.537 【複屈折】 0.001-0.002
【主要産地】 インド・メキシコ・ブラジル・アメリカ・カナダ 他
アポフィライトは玄武岩またはそれに類似する岩石中の晶洞からゼオライトなどとともに産出します。また、花崗岩や片麻岩の空洞中に産出します。アポフィライトと呼ばれる鉱物には、3種類の鉱物が存在し、単に「アポフィライト」といった場合は、3種類ある珪酸塩鉱物（「Fluorapophyllite、Hydroxyapophyllite、Natroapophyllite）の総称をいいます。
流通上、特に断り無く「アポフィライト」といった場合には、一番産出量が多く一般に流通している「フルオアポフィライト（Fluorapophyllite、フッ素魚眼石）」を指して言います。この石は、人気の高い石の一つなのですが、劈開性が強く、脆いためにカットしにくい鉱物としても知られています。
微量のバナジウムを含有するアポフィライトは美しい緑色を発色するようになります。これがグリーンアポフィライトと呼ばれるものですが、発色の度合いはバナジウム含有量に左右されます。
アポフィライトの語源
アポフィライトの語源は、この鉱物が吹管分析すると葉状に剥離する性質を持っている事から、ギリシャ語で「離れる」という意味の「apo」と、「葉」を意味する「phullon」から来ています。アポフィライトは柱面に上下に走る条線があり、この方向からみると、ぼんやりと白く光って見えます。このことから、「Fish-eye
stone」と呼ばれました。日本名の「魚岩石」はこの事に由来しています。
アポフィライトの伝承・効果
アポフィライトは古くから霊力を高める石として崇められ、精神修行や儀式の際によく使用されました。精神の浄化作用が強い石とされています。日頃のストレスや疲労でネガティブになり、抑圧された感情や精神状態を開放してくれる働きがあるとされてきました。乱れた精神状態を安定させて、より高次元へと導いてくれる精神性の高い石として崇められてきたようです。
自己を解き放って精神的に自由になり、直観力や洞察力をサポートすると言われてきました。そして自分の進むべき道を指し示してくれるとされてきました。このため、目標に向かって突き進む勇気を与えてくれると伝承されています。自己目標を達成するため、日々奮闘されている方などは、身近においておくといいでしょう。また、脳を活性化し、目の疲労を取り除く効果があるともいわれています。
グリーンアポフィライトは感情を癒し、眼精疲労を癒してくれる石とされてきました。不安を取り除き、直感力や洞察力をサポートしてくれるため、真実を見抜き、目標に向かってまっすぐに進んでいく力を与えてくれると言われています。
また、グリーンアポフィライトは浄化力が強く、霊力に直接働きかける石とされていますので、ヒーリングに適した石といえるでしょう。もちろん、瞑想を行うときにもそのエネルギーは効果的に働きかけてくれると思います。
アポフィライトの浄化方法
クラスター・さざれ石・流水・スマッジング・日光浴・月光浴 （個々の浄化方法についてはこちらを参照して下さい）
アポフィライトは石の性質上、出来るだけ水や熱は避けて浄化してあげて下さい。硬度も低めでデリケートな石です。取り扱いには注意して、優しく扱ってあげて下さい。
 アポフィライトのメーテルのリーディング
【無色透明】
結晶は大変美しいく、この石にふれていると血液の流れが速くなるような気がしてきます。エネルギーが活性化するように感じます。人との関わりにも影響を与え、方向を示しているようです。円滑な関係を作ってくれるように思えています。明るい色で包んでくれるように感じます。
【グリーン】
見た目と違って地味な働きのような気がします。人間関係で合う合わないという相性を見る時役に立つように思います。霊的な関わりを感じます。誰にでも心を静かに見つめてみるとメッセージが聞こえてくるように思えます。
アポフィライトのおもしろ豆知識
※ 美しいグリーンアポフィライトの産地として有名な、インド マハラシュトラ州（Maharashtra） プネー（以前はプーナと呼ばれていました）にある鉱山は、都市化により残念なことに閉山されています。
アポフィライトの商品ページ紹介
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